病気だと困る東京拘置所
父は今、完全に心神喪失状態にあります。 しゃべることも、自分でトイレに行くこともできません。 かつて面会ができていたころ、父は1人で「うんぶん」というような音を…
父は今、完全に心神喪失状態にあります。 しゃべることも、自分でトイレに行くこともできません。 かつて面会ができていたころ、父は1人で「うんぶん」というような音を…
父がいた当時、わたしはかなり内向的で、本当に思ったことは口に出せませんでした。 またうまくしゃべることもできなかったため、他の人との意思疎通に困ることがよくあり…
意識がしっかりあるかどうか確かめるために、心配そうな顔をしながら、怪我を負った人に、「自分の名前は覚えているか?」等の質問をして反応を確かめていたこともあったそ…
父が細やかに気配りしたり、看病したりしたのは、家族に限ったことではありませんでした。 熱を出している人がいたらサットヴァレモンを持ってお見舞いに行ったり、怪我や…
父の介助は子供心に大変なこともありましたが、父の介助ができるのは、本当に嬉しいことでした。 病気をしたとき、体調が悪いとき、父はわたしのことを心配し、 「ちゃん…