1989年から目が見えなかった父

1989年から目が見えなかった父

父が完全に視力を失ったのは、1989年の秋頃だったと思います。
以前は1人で歩いていた父も、視力を失って行くにつれわたしと手をつないで歩くようになり、やがてはわたしの肩に手をおいて歩くようになりました。
わたしが先に歩き、父がわたしを杖の代わりにして、わたしの後を歩くのです。
 

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