安心感

安心感

父がいた当時、わたしはかなり内向的で、本当に思ったことは口に出せませんでした。
またうまくしゃべることもできなかったため、他の人との意思疎通に困ることがよくありました。
わたしの発音が悪く、言葉を聞き取ってもらえないのです。
でも父だけは、口に出さなくてもわかってくれていました。
「ああ、お父さんはわかってくれている」
という安心感がありました。
わたしはそんな父が大好きだったので、父のために何かできることが、とても嬉しかったのです。
 

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